【おおかみこどもの雨と雪】最後の雨(弟)と花(母親)　気持ちや行動について感想

おおかみこどもの雨と雪のネタバレ感想・考察スレ

細田守監督の「おおかみこどもと雨の雪」についてネタバレを混ぜつつ、感想・考察を語りあうスレ。

アンチスレ・本スレなど色んなスレを読みましたが、VIPが一番深くて有意義な考察をしているってどういうこと！ｗ　読み応えのあるスレだと思います。

※2013年12月20日・金曜ロードSHOW!!で本編ノーカット・地上波初放送決定!　クリスマス前に耳をすませばとかじゃなくてよかったなっ。

おおかみこどもの雨と雪の視点・主題

おおかみこどもの雨と雪は、「花（母親）の子育ての物語」という視点と、「母に子育てされる子供の物語」という視点の2つがある、という指摘。なるほど確かに、と思いましたが…わたしが映画館で見たときは冒頭からラストにかけて、徐々に視点がシフトしていったような感じでした。独身で子育て経験していないから、母としての花の視点に完全に立つことはできない…(´；ω；｀)

どちらかというと先だったおおかみおとこの視点から、残された家族の奮闘を見守るって感じの見方が好きかなぁ。子供視点で見るには歳をとりすぎた…（

最後の雨の行動と、花の気持ち

考察スレで必ず話題にあがるのが、ラスト・雨が山に消えていくシーン。雨の気持ちは分からないですが、花が「まだ何もしてあげられてない」と本音を叫ぶシーンは胸を打ちました。母の無償の愛…なかなか実家に帰らない息子の視点で見ると、おそらく死にたくなるほど精神力をえぐられる作品なんじゃないかなぁと思いますｗ「そうだ実家に帰ろう！」が隠された真のテーマ？(ヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ

雪の降る日に生まれた雪と、雨の日に生まれた雨

人間としての生き方を求める姉・雪と、狼として生きていこうとする雨。その対比は気づいていたんですが、雪山のシーン以後小学校に入って人間寄りに傾いていく雪と、豪雨の日に山に入っていく雨っていう対比は気づきませんでしたｗ　VIP板…おもったより深いところですなぁ。

重箱の隅をつっつくような批判（お金が云々・ローライズ農作業が云々）よりも、このような少し離れた視点からの考察の方が好みです。