【かぐや姫の物語】宮崎駿の批判　鈴木敏夫プロデューサーが困惑【この映画で泣くのは素人】

宮崎駿は中二病

宮崎駿「この映画（かぐや姫の物語）で泣くのは素人だよ」
鈴木敏夫「もう何がなんだか…意味がわからないよ！」

いかにも宮崎駿っぽい発言だなぁと思いました（小並感）。

子供っぽい変人だからこそ、天才たりうる

宮崎駿は中二病っぽい側面もあって、いかにも偏屈なじいさんで苦手ではあります。でも、そんな偏屈な人だからこそ、作り出されるアニメ映画は魅力的。宮崎駿氏のそんな魅力を的確に指摘したのは、リーガルハイ2（堺雅人主演・フジテレビドラマ）の第7話だったと思っています。

まぁ、この人の発言って真に受けたらいかんのですよ。自分より優れてるなぁと思ったら、批判を飛ばしたくなるような負けず嫌いの性格であることは間違いないですし。そもそも、徹底した平和主義者でありながら、ミリタリーヲタ・兵器好きであるっていう自分の中の葛藤とも常に闘っているような屈折した人なんで。また面白いこと言ってるなぁって程度で見てると割と楽しめます。※管理人は、宮崎駿監督作品は大好きです。宮崎駿は好きではないですが。

かぐや姫の物語で泣くのは素人？

あらためて、かぐや姫の物語で泣くのは素人だって発言の意味を、あえて真面目に考えてみましょう。完璧主観的な考えですが…たぶん見る角度・視点の問題なのかなぁ。かぐや姫と翁・媼との別れなどをメインに据えてみると、感動・泣ける作品になる。かぐや姫の犯した罪だとか、かぐや姫がどのような生き方をすべきだったのか、だとかいう部分に軸を置いてみると感動作品ではなくなる。考えさせられる作品になるんじゃないかなぁと。

でも、どんな視点で見ようとそれは個人の自由でしょ？と思ってしまう部分も…　うーん、結局宮崎駿監督の真意は、本人にしか分からない。